2020年度から全国の2万校の小学校で、プログラミングが必修化されることから関心が高まっています。プログラミングスクールでは、授業を通して技術以外に一体どのようなことを教わることができるのでしょうか。スクールでは海外の大学や玩具メーカーなどが作成した世界標準レベルの専用ソフトやプログラムを使って授業を行いますが、具体的にプログラムを組む作業を前にどのように構成をするべきかなど論理的に考えなくてはいけません。このような訓練を通じて、感情論ではなく論理的な思考力や行動力を鍛えられます。

何もない所からプログラミングをして新しいものを生み出すという作業は、子供の創造力を伸ばしてくれます。自分の頭の中にあるイメージを具体的な形にすることは意外に難しいものです。プログラミングスクールに幼稚園や小学校から通うようにすることで、クリエイティブな力を伸ばすことも可能になるでしょう。自宅やスクールで作った作品は、ただ完成させたら終わりというわけではなく、実際に触ってもらうためにどのようなことができるか、どうやった操作したらいいかなどを分かりやすく説明することが求められます。

つまり、表現力も伸びるのです。さらに意外かもしれませんが、コミュニケーション力を高めることができます。なぜなら作業をする上で他人の意見をと聞きながらバランスよく取り入れていかなくてはいけないからです。円滑に人間関係を構築できる子供に育てます。